おめでたい日の魚 ㊗️
年末に向けて気持ちだけがせかせかとしてきた今日このごろ。
クリスマスや忘年会、お正月など人が集まって食事をする機会が増える季節ですが、これから寒さが増すにつれ魚はどんどん居なくなっちゃいます
(´・ω・`)
小田原の水揚げを見ても、先月まで大量に獲れていたイナダが例年通り12月に入った途端に沖に旅立ち、残るはアカヤガラのみとなりました。
ヤガラも12月後半には姿を消すと思われますので、食べたい方は今のうちにぜひ
(๑・̑◡・̑๑)
去年の年末はラストスパートでヒラメ、イシダイ、ブリなどが増えだしましたが今年はぜんぜん予測がつきません。
(´・ω・`) ❓❓❓
そんな中、私ごとですが古くからの友人のおめでたい話を聞き、気分は上向きに ⤴︎
\\\\٩( ‘ω’ )و ////
おめでたい日の魚について調べてみました‼️
おせち料理などが分かりやすい例なのですが、長くなりそうなので次回に。
◎古くは室町時代まで「おめでたい魚」ナンバー1だったのが【鯉】だそうで、流通が未発達だったので、海から遠い内陸部では魚といえばコイが一番のごちそうだったんですね。
(๑・̑◡・̑๑)
今やコイを食べる習慣も無くなってきていますが(そういえば食べたことない)
コイの滝登り (黄河上流の竜門の急流を登ったコイは竜になるという伝説)から出世や商売繁盛の意味があり、コイのぼりも男の子の出世を表します。
コイ→「恋」の響きから男女の相思相愛。恋して離れないと言う意味もあるとかないとか…(●´ω`●)
◎出世魚(成長に応じて名前が変わる魚)も縁起の良いとされる魚です。
代表的なもので言うとコノシロ、スズキ、サワラ、ブリなどでしょうか。
【ブリ】を例にとってみると
モジャコ→ワカシ→イナダ→ワラサ→ブリと成長と共に名前を変えていきます。
⬆︎は4.8キロのワラサ。
年末には小田原でも10キロクラスのブリがたくさん獲れるでしょうか
(๑・̑◡・̑๑)
◎そして「長寿」の象徴といえば【イセエビ】ですね ٩(๑❛ᴗ❛๑)۶
豪華な形や真っ赤な色はお祝膳には欠かせません。
曲がった腰と長いヒゲの見た目も長寿っぽい!
脱皮を繰り返すため、成長と新しく生まれ変わるというげん担ぎの意味があるそうです。
⬆︎お店の水槽のふちで一休み中のイセエビ。
◎でも、やっぱりおめでたい魚と言えば、何と言っても【マダイ】ですね‼️
これから春にかけて脂が乗ってとても美味しくなります ٩(๑❛ᴗ❛๑)۶
今日、良いことがあった世界中のみなさん(小さな事でも)
「おめでとう〜」
「おめでタイ〜」 ╰(*´︶`*)╯♡
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