男は度胸!魚は愛嬌!
今日の小田原は日の出の頃に氷点下近くまで気温が下がり、強く吹いた北風に、二月の寒さを思い知らされました。
そんな時は小田原で水揚げされた愛嬌のある魚を見て、心をほっこりさせるのがオススメです。
まずは「ウマヅラハギ」
カワハギの仲間。カワハギよりも大型で全長35センチくらいまで大きくなります。名前の由来はそのままで、顔が長く馬面だからです。
愛嬌のある魚は名前まで少しとぼけた感じで、そこも含めて可愛いのです♡
ウマちゃん、今が旬です‼️
本カワハギの旬が終わって(秋〜初冬)2ヶ月くらい経つと、ウマちゃんの時代がやってくるのですが、今年はたまに見かけるくらいで漁獲量はかなり少なさそうです。
美味しい食べ方は…また今度にしましょう (´-`).。oO
お次は「ミシマオコゼ」
オコゼに似ていることからこの名前が付いてますが、オコゼとは全く関係のない魚です。
市場ではミシマと呼び捨てにされてますが、私はいつも敬意を払ってミシマ部長と呼んでいます。
この顔、表情〜なんとも言えず愛嬌がありますね♡
身がみずみずしく(水っぽい)特別に美味しいわけでもないので、あえて買ってきたりはしません。
そして最後は、
ドドドドーン⁉️
「コブダイ(カンダイ)」です。
14キロと16キロものです。
少しずつズームアウトしてみましょう。
こんな感じです。
コブダイは小型の時はメスで性転換して大型になるとオスになります。
メスの時には頭のコブもなくアゴも出ていません。とても美しいのです。
オスになると美しさは消え愛嬌が出てくるんですね♡
オデコとアゴの中は脂の組織なので、触るとプニプニしていました。
大型魚でクセのないしっかりした白身なので用途は広く、フレンチ、和、中華の素材として非常に優れているらしいけど…
この顔を見てしまったら…とてもじゃないけど食べられません。
ということで今日は「ノレソレ」を仕入れてきました!
ノレソレは穴子の稚魚で、主に高知で獲れたものが出回ります。
透明すぎて…
魚より私の手相の方が目立ってしまいました。
味は見た目のごとく、どこまでも淡白でほんのわずかな甘味があり、水の妖精といわれるじゅんさいの様な粘膜に覆われたその体は喉ごしの良いテングサのような食感。
だそうです。
生のままポン酢で食べるのがオススメみたいです(о´∀`о)
私もまだ未体験なので、明日食べてみることにしましょう。
透明すぎて少し怖いのですが、女も度胸です ٩( ‘ω’ )و
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