西にサケなく、東にマナガツオ…ある‼️

南日本以南、西太平洋からインド洋に分布するマナガツオ。

黄海、東シナ海での漁獲量が多い外洋性の魚ですが、6月〜7月の産卵期に日本の内湾に入り中層を群遊し、定置網や刺し網、曳き網などで捕獲されます。

瀬戸内海あたりでよく獲れ、産卵後の秋に成魚は外海に去っていきます。

カツオとは関係のないエボダイ系の魚で、名前の由来としては諸説あり、

瀬戸内海などではカツオが獲れないので、初夏にとれる本種をカツオに見立てたところから。「真似鰹(まねがつお)」を転嫁した説と、

魚の中でも特にうまいために親愛を表す語の「真な」から「真名魚」
「真にうまいカツオ」とした説などがあります。

関東では馴染みのない魚ですが、関西などでは懐石料理に好んで用いられ、西京焼きで使われる代表的な魚がマナガツオです。

魚菜では社長がマナガツオ好きと言うことで、この時期ひんぱんに仕入れていますよ ٩(๑❛ᴗ❛๑)۶

私も憧れの“超”高級魚マナガツオ、初体験です ♡

全長60センチくらいまで大きくなり、体はひし形で平たい。

大きすぎず小さすぎず2〜3キロのものが美味しいとされます。

銀色のウロコは細かく、すぐに取れますが、焼き物にする場合はそのままでも気になりません。

クラゲを好んで食べることから内臓が小さく、食道に歯があるんですよ

(*’▽’*)

ウロコを取りヒレを落とします。

小顔で、内臓も小さいので捨てるところが少なくとても歩留まり(可食部が多い)が良いんですよ

٩(๑❛ᴗ❛๑)۶

内臓を取り除き、焼き物だけならそのまま縦に真っすぐ六当分くらいに切ります。

今日は鮮度が良くお刺身でも食べたいので三枚おろしにしました

 (@ ̄ρ ̄@)

お刺身は程よい柔らかさで脂があり、上品な味わいで噛むたびに旨みが出てきました。

塩焼きにしても身がほわっとして柔らかく、クセがあって苦手と言う人もいますが、私はあまり感じず、とても美味しくいただきました(●´ω`●)

ソテーしてパスタの具材にしても他の魚介とぶつからず素晴らしいハーモニーを奏でていましたよ♬

「西に鮭なく、東にマナガツオなし」という俗諺がありますが、相模湾でも獲れたことがあると聞き、小田原魚市場公式ブログを調べてみると…

2008年8月20日に福浦定置網で1匹だけ1.5キロのマナガツオが獲れているではないですか⁉️

( ※ 年に1〜2匹獲れるらしい。)

そして、添付してある写真を見ると…アレ?

魚菜の競り落としたであろう札が付いていました。

競り値もハンパじゃないとの記述ありです。

(*´ω`*)ドキドキ

なんか、近々また小田原の定置網に入りそうな ヨ・カ・ン ♡

マナちゃん小田原で待ってるよ

╰(*´︶`*)╯♡

You may also like...

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です